にこにこそだて

こそだてにまつわることをつらつらと。

2017年大田区保活経験談

2017年、大田区で0歳4月入園を目指して保活をしました。我が家が住んでいるエリアは区内でもなかなかの激戦区だそうです。
結果、認可は保留(=入れない)でしたが、認証保育園に何とか入れました。

今お世話になっている認証保育園は2歳児クラスまでしかないため引き続き保活する身ではありますが、当時保育園に入れるかどうか心配すぎてノイローゼになってしまうんじゃないかというほど悩んだので、同じような状況の方の参考になればと思い、活動してみて学んだことを書こうと思います。
※記載した情報は、私が昨年体験したり見聞きしたことです。今年はまた状況も変わると思いますし、あくまで参考としてご覧ください。


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■見学時に聞いておきたい「弟妹の入園可能性」
見学時のチェックリストや質問項目は様々なところで出ているので今回は割愛しますが、大田区で確認しておいたほうがいいことが一つあります。
それは「在園児の弟妹の入園可能性」です。
兄弟姉妹が在園or同時申込みの場合は加点があります。園によっては0歳の枠が在園児の弟妹で埋まってしまうこともあるそうです。
もしあなたが第一子・復職まだの状態(夫婦フルタイムなら22点)で0歳4月復職を目指した場合、このような園に第一希望で入園希望を出しても得点で負けてしまうので、結局その園には入園できないということになります。
現状、ほとんどの園では第一希望でないと勝負にならないのでここの見極めは結構大きいと思います。
保育園によってははっきりと「うちは弟妹で枠が埋まると思います」と教えてくださるところがありました(もちろん何人くらいいそうかなどは教えてもらえないこともありますが)。
これを聞くだけで玉砕の可能性は減るのでダメもとでも確認をおすすめします。


■見学時に世間話してみる
見学の待ち時間や終了後に隣にいたお母さんとお話しして情報交換してみるのも良いと思います。
特に上の子がいるお母さんは多くの情報持っていらっしゃり、私は認証保育園の口コミや選考方法を聞くことができました。


facebookコミュニティをチェック
facebookに「大田区保育園情報コミュニティ」というコミュニティがあります(非公開なので申請→承認が必要です)。
そこで認可保育園申し込み結果に関するアンケートデータがあります。全数データではなく有志の方のみの回答ですからあくまで参考ですが、区の情報ではわからない項目も聴取されているので大変参考になりました。


■認可の「総合的な判断」の中身は結局不明…
大田区は得点で利用調整結果が決まります。
平成30年度4月入所の大田区認可保育園一次調整結果を見ると、多くの保育園で0歳児クラスで22点(夫婦フルタイム加点なし)でも全員は入れない状況です。同一得点だった場合の調整方法は「総合的な判断に基づき」決定されるとのことでしたが、これは質問したら教えてもらえるのかしら?と思い、窓口で質問してみましたが見事に回答はバラバラでした。「収入です」と即答する人、「あくまで総合的な判断です」という人、「言えません」という人…(不安になるので窓口で案内する情報は統一してほしいところです)。

我が家は昨年22点で、入園希望を出した園はこの「総合的な判断」で落とされているので、とってもモヤモヤしましたがまぁ仕方ないですかね…。
おとなりの品川区だと入園できた最下指数以外に税の階層も公表されているようなので、このようによりはっきり公表してもらえると良いのにと思います。


■認証保育園では一部「先着順」あり
私の住むエリアではほとんどの認証保育園が一度に抽選・選考するスタイルでしたが、一部の園では出産・見学後の先着順というところもありました。
狙っている園の選考方法は先に確認しておいたほうがよいです。


■認証保育園の単願問題
認証保育園の申込み時、単願かどうか書類に記入する園があります。そして申込時に「すでに単願の方で枠が埋まっています」という場合もあります。でも、その園から「認可に入る方がいたので枠が空きました」と連絡があったんですよね…。我が家はすべて併願で提出しましたが、そういうご家庭も一部あるということがわかってしまい、ちょっと悲しい思いをしました。


■認可に落ちた&認証連絡なしでも諦めないで
我が家は認可の利用保留(不承諾)通知を受け取った時、認証保育園の枠も確保できておらずどん底に突き落とされた気分になりました。昨年の情報では1歳4月での22点入園は0歳4月入園よりもさらにハードルが高かったからです。せめて認証に入って加点を得られれば…。
多くの方から「認可落ちたらすぐ認証に電話!」と言われていたのですぐさま実行しました。園によっては「認可落ちたら連絡ください」と先方から依頼されたところもありました。

認証保育園の選考方法は大体秘密か抽選のことが多いようですが(認可発表後枠が空いたときも同様)、認可に落ちた後にすぐ電話をかけた園は数週間後いくつかの園から「空いたので是非」とご連絡いただけたので電話の効果はあったのかなと思います。
大田区の場合は認証保育園などに預けて復職してポイントを稼いだほうが再戦時に有利です。諦めずに動いてみたほうが良いです。


■認証保育園でも年度途中での0歳児入園は引き続き難しそう
区が公開していた4月の認証保育園の空き情報では、0歳児クラスでも空きがあるところもみられましたが、その後はやはり埋まっているようです。もし加点がほしいのであればやはり認証保育園でも4月時点で枠を確保しておくのが無難だと思います。
なお、1歳児クラス以上は園を選ばなければエリア問わず空きがちらほらあるようです。
※ただ、そもそも認証保育園の空きに関する区の公開情報は信憑性が低いとの声もあるので注意が必要です。


■「入園申込みのしおり」は熟読
前年度保活したから大丈夫と思っていても、もう一度じっくり目を通すほうが良いです。ルールも変わる可能性があります。例えば過去には同一得点だったときの調整方法が変わっていました。
ちなみに2019年4月入園の申込みが10/1に開始されるので、もしかしたらしおりがもらえるかも思い、用事のついでに今週窓口に行ったところ、「しおりの配布は10/1からで、ルールの変更点はまだお伝えできない」とのことでした…。

 

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他にも思い出したことがあったらまた更新しようと思います。

本当は必死にならなくても希望する園に入れるのが一番良いのですが…。区でも認可保育園の新設を頑張ってくださっているようなので期待しています。

 

これを見てくださった皆さんが無事承諾通知をもらえますように!